先に結論
比較すべきなのは、広告に大きく表示された一つの手数料ではなく、「購入→保有→売却→日本円出金」までに自分が実際に支払う総額です。
暗号資産で発生する主な費用
01日本円入金
銀行振込・即時入金
02購入・売却
手数料・スプレッド
03外部送付
送付・ネットワーク費用
04日本円出金
出金手数料
すべての費用が必ず発生するわけではありません。利用する入金方法、売買方法、銘柄、送付先によって変わります。
スプレッドは買値と売値の差
販売所は、利用者が買う価格と売る価格を別々に提示します。この差がスプレッドで、取引手数料とは別に実質的なコストになります。
考え方購入価格 − 売却価格 = 価格差
スプレッドは一定とは限らず、市場の状況で変化する場合があります。注文直前の表示を見て判断します。
「販売所の取引手数料無料」という表示と「コストゼロ」は同じ意味ではありません。特に短期間で売却する場合、スプレッドの影響が大きくなります。
取引所のMaker・Taker手数料
Makerは注文板に新しい注文を並べて流動性を作る側、Takerはすでに並んでいる注文を成立させる側です。事業者や銘柄によって料率が異なり、Makerがマイナス手数料で還元となる場合もあります。
注文特徴
指値注文希望価格を指定。約定しない場合があります。
成行注文成立を優先。相場状況により想定価格からずれる場合があります。
初心者は料率だけでなく、注文方法を誤らず操作できるかも重視してください。
同じ条件で総額を比べる
- 同じ銘柄BTCと別の銘柄では手数料条件が異なる場合があります。
- 同じ売買方法販売所同士、取引所同士で比較します。
- 同じ入出金方法銀行や即時入金の違いをそろえます。
- 売却・出金まで購入時だけでなく、最終的に日本円を受け取るまで計算します。
キャンペーンに注意
期間限定の無料条件を通常時の費用と混同しないよう、終了日と適用条件を確認します。
注文前のチェックリスト
- 現在開いているのは販売所か取引所か
- 買値と売値の差はいくらか
- 注文数量は最低数量以上か
- 取引手数料はMakerとTakerのどちらか
- 日本円出金・外部送付の費用はいくらか